東京PRについて...
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VICTREX® PEEK™樹脂
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2010年1月25日プラントエンジニアリング分野では、常に、経営効率の改善に向けた工場や設備の設計改良に強い関心を寄せている。長期にわたる部品の信頼性 向上や長寿命化、メンテナンス頻度の低減による生産効率の向上、さらには地球環境問題に対応したエネルギー効率の改善に向けて新たな生産方式 を導入した場合、プラントを構成する各種部材に従来以上の負荷がかかり、これまで使用されてきた素材では耐薬品性や耐摩耗性の面で性能が 不足する傾向にある。 高機能熱可塑性樹脂・VICTREX® PEEK™樹脂、VICOTE® Coatings(ヴァイコート)およびAPTIV® Films(アプティブ)などの 高機能性材料を手掛けるビクトレックスジャパン株式会社(社長:リチャード・オカップニャック、本社:東京都港区)は、これらプラント エンジニアリング分野において、特に過酷な耐薬品性や耐摩耗性が求められる配管、ポンプやバルブのライニング(部品内側の表面処理)として、 国内海外での採用実績をテコにVICTREX PEEKの更なる用途開拓を進める。VICTREX PEEKはその独自の物性から、これまでに食品加工プラントの 配管部品やシール材、自動車トランスミッションのシールリングをはじめ数多くの採用実績を持ち、高強度で優れた耐薬品性が求められる ライニング材料として最適な選択肢である。 ビクトレックスジャパン・市場開発部の前薗は「VICTREX PEEKの特長として、優れた耐薬品性、耐熱性、耐摩耗性、高機械的強度に加え、 他の素材と比べ非常に高純度であることがあげられます。VICTREX PEEKでライニング処理を施した部品をプラントエンジニアリング向け部材に 用いることで、ダウンタイム低減による生産性の向上、信頼性の高い生産環境による製品品質の向上、部品の長寿命化によるメンテナンスコストの 低減が期待できます。」としており、加えて「VICTREX PEEKは金属代替による大幅な軽量化はもとより、薄肉でのライニング加工が可能な点は、 部品設計に当たって重要な利点となります。」と話している。 腐食性や反応性物質を使用する化学品や医薬品業界、また研磨剤を使用する製紙や石油ガス業界においては、これまで化学品による腐食や 劣化等への対応策として、エポキシやフッ素樹脂などによるライニング加工が多用されてきた。しかしながら、生産および経営効率の向上に 当たり、より強い薬品の使用や生産環境の高温高圧化など生産条件が過酷になるに従い、ポンプ、容器、パイプ、配管材、バルブやその他排水・ 水回り部品といった各種部材のライニング材料には、耐薬品性や耐摩耗性など、より厳しい使用条件に適合する総合的な耐久性向上が求められて いる。 VICTREX PEEKは、濃硫酸および濃硝酸を除く殆どの有機・無機溶媒に侵食されない優れた耐薬品性、260°Cの連続使用温度を示し343°C という融点に近い高温環境まで優れた物理的性質を保持する耐熱性、摺動性や機械的強度といった複数の優れた特性をバランス良く発揮する 高機能熱可塑性樹脂であり、水分吸収率が極めて低く吸湿による部品サイズの変化が非常に小さいため長期にわたる寸法安定性を維持する ことができる。またVICTREX PEEKのほとんどのグレードがFDAの食品接触規則に準拠していることから、自動車、エレクトロニクス、一般工業 に加え食品加工といった幅広い産業分野において、金属代替材料として採用されている。 |
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ビクトレックス社について: ビクトレックス社(Victrex plc)は英国に本社を置くVICTREX® PEEK™樹脂、VICOTE® CoatingsおよびAPTIV® Filmsの
製造業者である。これらの同社製高機能性材料は、様々な産業分野で利用されており、多くの優れた特性をバランス良く発揮することで、
コスト低減、高品質、他社製品との差別化といったメリットを顧客に提供している。ビクトレックス社の全製品は、ISO 9001により品質管理
されている。 |
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お問い合せ: ビクトレックスジャパン株式会社 |
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